インタビュー

今までの常識が全く通用しないところから新しいものを生み出すことへのあくなき挑戦

河野製作所(クラウンジュンコウノ)の強みは何でしょうか。

当社の戦略的な強みはニッチ領域でのシェアトップ商品を産学連携でニーズと結びつけた状態で商品化ができていることにあります。顧客が本当に求めている商品を、適切な価格で適切な量を提供しています。またシーズ段階で特許を取得していくことで、競合他社との競合優位性を保っています。

組織的な強みは、非常にスピード感がありセクショナリズムがほとんどないことです。I&T(イノベーション&テクノロジー)会議をベースとし全ての開発案件情報を集約し意思決定してきます。ものづくり課の担当は1つの製品をはじめからおわりまで責任をもって製品化します。大手医療機器メーカーが7年かかっても製品化できなかった商品を、当社が2年で製品化できたという実績もあります。実は、この体制になる前は検討はされるもののなかなか新製品化できなかったのですが、体制変更後、すでに数種類の新製品を世の中発表しています。

採用予定の「ものづくり課」の担当職務は何でしょうか。

当社の事業ドメインである医療機器における"ものづくり"のすべての工程に携わっていただきます。まず、医学および工学等の学会に年4~6回程度参加したり、会社に対するインバウンドのお問い合わせ、社長から紹介により製品のシーズを探します。シーズの発見から製品化までにさらに数年間を要します。産学連携で共同研究し国内/海外の学会で発表し、製造販売業として大学ではできない薬事申請を行い国に認められるための試験データ取得や申請手続きを行います。社内I&T会議で製造及び営業担当者と製品化に向けた手順確認をし、製品化まで進めていただきます。製品化までに、実際に製品を利用する医療従事者の方に自身でアポイントを取得し、ニーズを確認することや実際の使用感などをヒアリングすることもあります。

どのような方が活躍できますか

医学、工学の大学教授との会話やその後の信頼関係構築、薬事申請のための試験データ取得やその計画立案に向けて理系脳が必要とされます。医学、薬学、工学などそのまま活かせるのは当然ながら、医療機器開発で必要な知識の範囲は非常に広く、化学、応用化学、材料学、金属工学、物理学等々と幅広い方が対象となります。

それぞれのベース知識を活用して活躍できるフィールドです。また志向として「日本の"ものづくり"がやってみたい!」そして自社で作ったものを「海外に提案していきたい!」という志向がある方や、「自分で一気通貫して商品創りがしたい!」という方はとても合致しています。

新商品の製品化まで事例をお伝えできる範囲で教えてください。

とある工学系の学会に参加した際、発表されていた内容がもともと医療用を意図していたものの製品化にはうまくつながっていないという研究発表がありました。

アカデミアからの橋渡しを得る形で大学の工学部・医学部・河野製作所で共同研究を検討することになりました。具体的な検討を進める中で、経済産業省の助成金に該当することがわかり、I&T会議で助成金が申請・採択されたらプロジェクト組成すると決定し、正式に採択されたためにプロジェクトを開始しました。3者でのプロジェクトは商品を作製する技術研究のための装置購入から薬事申請を前提とした試験データ取得によりスムーズに進み、薬事申請まで2年で話が進んでいます。

当社の事業上の強みと組織上の強みが両方活きたいい事例であると考えています。

最後に、会社の社風を教えてください

拠点は本社の本郷三丁目、工場と研究所のある市川とつくばに3つあります。拠点内はもちろん拠点間も含めて本当に仲が良くまじめなメンバーが多いです。仕事は世の中に新しい価値を提供し、社会の役に立っている自負があります。全員が一生懸命向き合っていて、プライベートでも仲が良く、毎年末の忘年会ではみんなで楽しく過ごしたりしています。

募集要項

職種
理系総合職
必要業務経験
■大学が理系出身で、医療機器業界でキャリア形成していきたい方
雇用形態
正社員
給与
400~600万円
勤務地
東京または大阪
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